お肌のトラブル

髪や爪にも効果抜群のコラーゲン

コラーゲンは肌の健康に関係している物質としてよく知られていますが、髪や爪の状態にも大きく関わっています。
これが不足しますと、髪ではツヤや弾力がなくなってきて、髪の毛も細くなってしまいます。
爪では表面がカサカサしてきたり、もろく割れやすくなったりしまうのです。

このような現象を改善したい時には、不足分しているコラーゲンを補給するのが効果的だと言われています。
ただし補給といいましても、食事が基本ですから、コラーゲンの多い食材をいくつかあげてみますと、鳥の皮、手羽、豚細切れ肉、牛すじ、フカヒレ、鮭などの魚類があります。
食事によって体に入っていったものは、消化されてゼラチン状になり、最終的にコラーゲンペプチドという物質に変化して体に吸収されます。

ところで、一般的な話ですが、成人女性が食事などからによるその摂取量は、一日あたり2グラム前後だと言われています。
しかし、人を対象とした研究によりますと、一日に7グラム前後を摂取すると肌や髪、爪の健康に効果的だと報告されています。
例えば、爪がもろくなっている人に一日7グラムのコラーゲンを90日続けて与えたところ効果が認められた例がありますし、髪の例では、コラーゲンを60日続けて摂取することで髪の毛が太くなりツヤも出てきたとの報告もあります。

普通の人がこれを補給するにはサプリメントの摂取が一般的です。
市販されているサプリメントは、上記のコラーゲンペプチドの状態になっていますので、体への吸収が良く効率的です。
コラーゲンを摂取する時には、他の種類のタンパク質(アミノ酸)を同時に摂取するとより効果が増しますので、食事の時にタンパク質の多い食材を使うようにしたいものです。

また、体内のコラーゲンを安定させる作用のあるビタミンCの摂取も欠かせません。
コラーゲンのサプリメントはある程度続けて摂取しませんと効果が現れません。
最低でも2、3ヶ月は試して見ることをお勧めします。

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