お肌のトラブル

コラーゲンのまめ知識

コラーゲンは、タンパク質の一種です。
人の体にもこれは豊富に分布していて、皮膚や骨、関節、内蔵、脳、血管などあらゆる組織に使われています。
そして、その総量は、体の中にあるタンパク質の三分の一であるとも言われています。

体内のものは、古くなると排出されますが、食物などから消化吸収されたアミノ酸から再度生成されていきます。
これ自体は、分子量が大きいタンパク質で、食物などからコラーゲンを直接摂取したとしても消化吸収の段階で分子量の小さいアミノ酸に分解されますので、その生成には、アミノ酸の摂取が重要になるわけです。
しかし、これを作る元になるアミノ酸は決まっていますので、コラーゲンを多く含む食材やコラーゲンサプリメントを摂取することはあながち無意味ではありません。

また、サプリメントなどの成分となっているアミノ酸は、食物などに含まれているアミノ酸よりも消化吸収されやすいタイプのものですから、その生成効率は高くなります。
コラーゲンには、いろいろの型があります。
骨や皮膚を構成している型には、弾力性に富む型や組織同士をつなぎとめる型があります。

内蔵など含まれているものでは、組織に柔軟性を与える型のものもあります。
これらのものは、若い頃ですと体内での生成能力が高いですから、足りなくなることはあまりありませんが、歳をとるに従って生成能力が衰えてきますので、その量が減っていってしまうのです。
それ故に皮膚がたるんだりシワなどが多くなり、また、骨がもろくなり関節痛なども出てくる原因となると言われています。
コラーゲンに関する治験によりますと、コラーゲンを数ヶ月続けて摂取することで、肌のうるおいが増したり、関節痛などが改善するということが報告されています。
それ故に、体内で足りなくなったコラーゲンを増やすためには、コラーゲンのサプリメントなどを摂取してコラーゲンの元になるアミノ酸を補給することがひとつの方法であると言えます。

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